MCUの宇宙を舞台にしたアドベンチャー – ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

3日 ago

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スターウォーズのような重厚なストーリーではなく、だれでも入りやすく見やすいものです。 マーベルらしく、アメリカらしい映画。デザインやキャラクター、世界観。どれもみたことがあり、新鮮さはありませんでした。正直見飽きた。 違うとすれば、アドベンチャーと書きましたが、コメディが半分以上だと思います。

原題
Guardians of the Galaxy
公式サイト
https://marvel.disney.co.jp/movie/gog
監督
登場人物
ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード

Actor: クリス・プラット

宇宙を飛び回るトレジャーハンター。地球人と宇宙人のハーフで、1988年に宇宙人集団「ラヴェンジャーズ」によって地球から拉致されてきた。オーブを手に入れたことでロナンのたくらみに巻き込まれる。

ガモーラ

Actor: ゾーイ・サルダナ

暗殺者。肌の色は緑で、赤紫色のストレートなロングヘア―が特徴的。銀河の支配者サノスに両親を殺されたのち、彼の養女となった。最強の暗殺者となるべくサノスから訓練されている。

グルート

Actor: ヴィン・ディーゼル

木のヒューマノイド。常に「私はグルート」としか話せないものの、その言葉の意味は毎回異なる。グルートの言葉はロケットには伝わるらしく、通訳として彼の医師を周囲に伝える。

ロケット

Actor: ブラッドリー・クーパー

アライグマの姿をした傭兵であり、賞金稼ぎ。もともとは人間の姿をしていたが、実験により遺伝子改造されてしまい、アライグマとなった。グルートは相棒。

ドラックス

Actor: デイヴ・バウティスタ

“キルン刑務所”で最も恐ろしい囚人として周囲から畏怖されていた戦士。ロナンを倒すためガーディアンズの一員となる。

配給会社

ここがおすすめ!

  • 宇宙を舞台にしたMCU作品
  • ユーモアと音楽の絶妙なマッチング
  • 「インフィニティ・サーガ」の「核」

あらすじ

幼くして地球から誘拐され、宇宙をまたにかけるトレジャー・ハンターとなったピーター・クイル。彼がハイテク武器と一緒に肌身離さず持っているのは、亡き母の形見の70年代ヒット曲入りウォークマン。そんな彼がある日、巨万の富を夢見てパワーストーン<オーブ>を盗み出す。だが、銀河を滅亡させるほどの恐ろしい力を持つオーブを狙う悪党たちから追われる羽目になってしまう。

公式ウェブサイト

「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の10作目の映画として2014年に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。キャプテン・アメリカやアイアンマンなどといった地球上のヒーローたちがアッセンブル(集結)し、「アベンジャーズ」という最強のヒーローグループとして共闘していく様を描いたMCUにおいて、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は異色の作品として強烈な個性を放っています。

それまでのMCU作品とは異なり、1人のメインヒーローが活躍するわけでもなく、地球を舞台としているわけでもありません。他のアベンジャーズとアッセンブルする気配のない『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、果たしてMCU作品として捉えるべきなのか、公開当時には様々な議論や憶測を呼んだほどでした。その一方で、本作の持つ独特のノリは世界中で大人気を博し、公開直後から大ヒットを繰り広げ、大きな話題となりました。

MCU初、宇宙が舞台の一作

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』というタイトルからも分かる通り、本作の主な舞台は宇宙です。主人公スター・ロードが少年時代に地球から連れ去られるところから映画はスタートし、それ以降は宇宙の星々で物語が進行していきます。そのため、登場するキャラクターも地球外生命体ばかりです。人間のような見た目でも肌の色が緑だったり、青だったり、言葉を話すアライグマがいたり木がいたり、と非常に個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。登場人物のみのポスターをみると「スター・トレック」を感じずにはいられません。

宇宙をテーマにしたディズニー映画というと、思い浮かぶのは『スター・ウォーズ』シリーズという人も多いと思いますが、それとは全く異なった宇宙空間が作り上げられています。そこで繰り広げられるのは、アクションもコメディもヒューマンも、とにかく何でもありなカオスで、地球ではなく宇宙を舞台としたことでこのカオスが成立し、独特な魅力を放っています。

AIで作成したイメージ

大ヒットしたサントラ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は宇宙を舞台にしているため、どうしても画面が暗くなってしまう場面も少なくありません。しかし、それでも作品自体の雰囲気が暗くなることはほとんどなく、むしろ明るいテンションが保たれています。それに貢献しているのが、本作全体に漂う独特のユーモアと、なんといっても音楽です!

劇中のキーアイテムとして登場するのが、スター・ロードのウォークマンです。幼い頃に地球から連れ去られていたころから所持していたもので、これが彼と地球をつなぐ唯一のアイテムともなっています。ウォークマンなので中にはカセットテープが入っていて、「最強Mix」と名付けられたものをスター・ロードはいつも聞いています。このカセットには、彼と彼の母親が大好きだった1970、80年代のヒットソングが数多く収録されています。これらの楽曲は実際に劇中でも使用されているほか、サウンドトラックとしてもリリースされており、人気を集めています。

スター・ロードの「最強Mix」は、劇中曲としての効果だけでなく、作品のテンションに大きな影響を及ぼしています。本作でメガホンを取ったジェームズ・ガン監督は、製作時からこれらの曲を聴いて作品の構想を組み立てています。また、撮影現場でも実際にこれらの楽曲が流されているらしく、音楽に合わせて芝居をすることもあるといいます。音楽に合わせてアドリブだったりジョークを言うこともあったりするようで、まさに作品のテンションを決める大きな役割を担っています。そうして作り出された映画は、宇宙の映像と音楽、ユーモアが絶妙にマッチした独特の世界観を作り出しており、ファンの心に刺さっています。

「インフィニティ・サーガ」の肝の一作

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は劇場公開当時から、MCUとしては異色の作品だと考えられてきました。それぞれ単独作品で活躍するヒーローたちが、各フェーズの終わりに「アベンジャーズ」シリーズでアッセンブルするというコンセプトからは大きく外れると考えられていたからです。本作自体は人気の一方で、「アベンジャーズ」シリーズだけを追いたい人々にとっては「見なくても良い作品」と言われることもありました。かくいう私も、そのようにこの作品を位置付けていたことがありました。

しかし、どんな状況でもサプライズを提供するのがMCUです。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が登場したフェーズ2では不可能と考えられていたガーディアンズとアベンジャーズのアッセンブルが、フェーズ3で実現していくこととなります。実際に本作を注意深く鑑賞していると、映画『アベンジャーズ』で登場したヴィランのサノスが本作でも重要な役割を担っているほか、「インフィニティ・サーガ」の名前の由来ともなっているインフィニティ・ストーンの一つであるパワー・ストーンが「オーブ」の名前で登場しています。また、本作での核となっている「父子の絆」という筋もまた、「インフィニティ・サーガ」全体の核となるストーリーラインです。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は「アベンジャーズ」シリーズおよび「インフィニティ・サーガ」を楽しむためには外せない一作であるといえます。

MCU作品としては異彩を放つ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。宇宙空間で繰り広げられる独特なユーモアと音楽を存分に楽しめる作品です。マニアも多い本作、是非実際に作品を見て楽しんでみてください。

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