
映画
ジョン・ウィック:コンセクエンス “聖域の終焉、伝説の昇華。ジョン・ウィックが提示したアクション映画の極北”
伝説の殺し屋ジョン・ウィック、ついに運命の終着点へ。キアヌ・リーブス、真田広之、ドニー・イェンら伝説的スターが集結したシリーズ最高傑作を、プロの映画編集者が徹底解剖。169分間の死の舞踏が描く「自由」と「贖罪」の真意とは?アクション映画の歴史を塗り替えた一作の深淵に迫る。 🎬✨

映画
ジョン・ウィック:パラベラム “不死身の伝説が再び動き出す”
キアヌ・リーヴスの代表作となった『ジョン・ウィック』シリーズの第3章。前作から直接続く展開で、追われる身となったジョンが逃亡と戦いを繰り広げます。本作最大の魅力は、シリーズ史上最多の圧倒的なアクションシーンの連続です。馬、バイク、ナイフ、銃、そして犬まで──あらゆる手段を駆使した戦闘描写は、観る者の息をつかせません。
一方で、世界観の拡大によるマンネリ感や、物語のテコ入れが必要な時期に差し掛かっている印象も受けました。それでも、ハル・ベリーの予想外の活躍や、『ザ・レイド』のヤヤン・ルヒアンの登場など、新たな要素が作品に新鮮さをもたらしています。アクション映画ファンにとっては必見の一作であり、シリーズの勢いを証明する力作です。

アニメ, 劇場版
超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
配信直前から特報映像のSNS総再生数が1,500万回を超え、劇場公開時には全国規模で全回満席という異例の盛況を見せたNetflixオリジナルアニメ映画『超かぐや姫!』。視聴後にため息をつくほどの満足感を覚えたという声が多数あがる一方で、物語のロジックやターゲット層の明確さゆえに賛否が分かれる作品でもあります。映画.comでのスコアは3.6と若干控えめですが、Netflixでの反響は非常に大きく、独占配信から劇場公開に至った経緯がその人気を雄弁に語っています。
本作を最も強く後押しするのは、ryo (supercell)、kz (livetune)、40mP、HoneyWorksといった2000年代ニコニコ動画黎明期を代表するボカロPたちによる名曲の数々と、監督・山下清悟が全編にわたって注ぎ込んだ惜しみない作画クオリティです。とにかく「全部がすごい」という言葉が何度も聞かれるほど、エンターテイメントとしての完成度に振り切った一作です。

映画
ジョン・ウィック:チャプター2 “拡張された殺し屋ユニバースで魅せるアクションの極致”
前作で鮮烈なデビューを果たした伝説の殺し屋ジョン・ウィックが帰ってきました。アクション映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は、前作の驚きと興奮を受け継ぎながら、殺し屋たちが独自の規律で統治する裏社会「殺し屋ユニバース」をさらに拡張した意欲作です。

映画
ジョン・ウィック:伝説の殺し屋が目を覚ます
キアヌ・リーブスが新たなアクションアイコンとなった作品です。単純明快な復讐劇でありながら、洗練されたガンアクション「ガンフー」と独創的な裏社会の世界観が、観る者を圧倒します。犬を殺されたことから始まる物語は一見シンプルですが、その裏に隠された殺し屋たちのルールや人間関係が、作品に深みを与えています。恋愛要素を排し、黒を基調とした男臭い映像美で貫かれた映画『ジョン・ウィック』は、2010年代のアクション映画に新たな風を吹き込んだ傑作です。

アニメ, 劇場版
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
『トップガン マーヴェリック』を暗黒面に堕としたような、圧倒的映像美と精神の病みが同居する異色作です。前作『閃光のハサウェイ』から約4年半ぶりの続編となった本作は、テロリストとして生きる主人公ハサウェイの精神崩壊と、謎めいた少女ギギ・アンダルシアの存在が物語を牽引します。会話劇が全体の8割を占めるという大胆な構成ながら、終盤の戦闘シーンでは一級品のコックピット視点演出が炸裂し、観る者の息を呑ませます。ガンダムシリーズとしては異質なほど「大人の肉欲」を描き、人間の弱さと狂気を容赦なく突きつけてくる作品です。
ジョン・ウィック:コンセクエンス “聖域の終焉、伝説の昇華。ジョン・ウィックが提示したアクション映画の極北”
ジョン・ウィック:パラベラム “不死身の伝説が再び動き出す”
超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
ジョン・ウィック:チャプター2 “拡張された殺し屋ユニバースで魅せるアクションの極致”
ジョン・ウィック:伝説の殺し屋が目を覚ます
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
名作オズの世界
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映画 アメリカウィキッド ふたりの魔女 – ミュージカル映画に新たな地平を切り拓いた傑作
ブロードウェイの名作ミュージカルを、これ以上ない完成度で映画化した奇跡の作品です。『オズの魔法使い』に登場する「悪い魔女」と「良い魔女」の知られざる友情を描いた映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、単なるエンターテインメントの枠を超え、差別や偏見という人類史に刻まれた暗黒を真正面から見据えた社会派作品として、圧倒的な感動を届けます。特にクライマックスの「Defying Gravity(重力に逆らって)」のシークエンスは、ミュージカル映画史に残る究極の到達点と言えるでしょう。 -
映画 アメリカオズ はじまりの戦い – カラフルな世界が美麗です。
最初はモノクロでなんの映画とおもったが、後半からきれいな映像になりました。 ディズニーらしい児童文学を映像化した作品でした。
それは逃げ場なしの動く密室空間!
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映画 スペインREC レック4 ワールドエンド:恐怖のウイルスパニック、ついに完結
スペイン発の人気POVホラーシリーズ『REC レック』がついに最終章を迎えました。本作『REC レック4 ワールドエンド』は、1作目から続くアンヘラ・ビダル記者(マヌエラ・ベラスコ)の物語を完結させる作品です。舞台を密室のアパートから洋上の軍用船へと移し、新たな恐怖と絶望を描きます。POV映像を一部に留め、従来の映画的な演出を取り入れた本作は、シリーズの完結編として賛否が分かれる仕上がりとなっていますが、アンヘラの成長と人間ドラマに焦点を当てた意欲的な試みは評価に値します。ホラー映画ファンはもちろん、シリーズを追ってきた視聴者には必見の完結編です。 -
韓国 映画非常宣言:空の上の絶望と希望を描く韓国のパニック映画
2020年にコロナ禍という現実を生きた私たちにとって、これほど身につまされるパニック映画もないでしょう。韓国のハン・ジェリム監督が手がけた『非常宣言』は、単なる航空パニック映画の枠を超えて、ウイルス恐怖と人間の善性を問いかける社会派エンターテインメントとして完成されています。ソン・ガンホとイ・ビョンホンという韓国映画界の名優2人が織りなす人間ドラマと、息もつかせぬスリリングな展開が見事に調和した、現代必見の力作でした。 -
映画 アメリカFALL/フォール:天空の孤島で描かれる究極のサバイバル
映画「FALL」は、人間が本能的に持つ高所への恐怖を徹底的に刺激する、身体感覚に訴えるサバイバル・スリラーです。CGに頼らない実写撮影によるリアルな恐怖感と、二転三転するストーリー展開、そして極限状態で露わになる人間関係の機微が絶妙に組み合わさった、完成度の高い作品となっています。 -
映画 アメリカデビル(2010): 宗教色が強めのソリッドシチュエーション
エレベーターに閉じ込められた5人の男女。 密室となったエレベーターで殺人が起き脱出できない状況。 そしてそこで突然殺人がおこる。犯人はこの中にいて犯人は誰と誰もが疑心暗鬼状態。 なぜ殺人が起きたかは悪魔のせいという安直すぎるきがしますが、密室のなかでの各登場人物のやり取りがとても緊張感のあるものでした。 アメリカドラマのX-ファイルやSuper Naturalなどが好きな人は、楽しめると思います。1話ではなく2話連続の拡大ものと考えればしっくりくると思います。 -
映画 アメリカオン・ザ・ハイウェイ その夜、86分:トム・ハーディによる密室のドラマ
観始めるとどんどん引き込まれまれ、そしてなぜハイウェイを運転しているかがわかるにつれ・・・。いい年して馬鹿なことを・・・。またラストがあまりにも抽象的過ぎるかな。 なんといってもトム・ハーディは演技はすばらしいです。 運転しながら色々な人と電話でしか会話していないのに、会話相手の顔が頭に浮かんできます。80分の一人芝居とても大変だったと思います。まさに「痛快」という言葉しっくりします。 -

映画 日本新幹線大爆破(2025)- テロという有事をリアルに描写していました。
1975年の傑作パニック映画を、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督が現代を舞台に再構築したNetflixオリジナル映画。主演に草彅剛を迎え、新幹線に仕掛けられた爆弾を巡り、極限状態に置かれた人々の奮闘をリアルな視点で描く。「もし現代日本でこの事態が起きたら」を徹底的にシミュレートした、スペクタクル・エンターテイメント大作。
サバイバル
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映画 アメリカジュラシック・ワールド/復活の大地:恐竜の迫力だけでは補えない
オリジナル『ジュラシック・パーク』の脚本家デヴィッド・コープが再び筆を取り、『GODZILLA ゴジラ』や『ローグ・ワン』で巨大生物の迫力ある映像表現を見せたギャレス・エドワーズ監督がメガホンを取った映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。制作陣の顔ぶれからは大いに期待が高まりましたが、残念ながら結果はシリーズ最低レベルと言わざるを得ない仕上がりでした。 恐竜の迫力やエドワーズ監督らしいスケール感の演出は健在ですが、それだけではカバーしきれない根本的な物語構造の欠陥、キャラクター造形の薄さ、そして何より「ありきたりな夏休み恐竜映画」以上のものになれなかった凡庸さが、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を物足りない作品にしています。 -
映画 アメリカビースト Beast (2022):野生が牙を剥く時、父の愛が試される
映画『ビースト』は、アフリカのサバンナを舞台にした骨太のサバイバル・スリラーです。イドリス・エルバ演じる医師の父親が、二人の娘と共に巨大な人食いライオンと死闘を繰り広げる93分間は、予測可能な展開ながらも確実にエンターテインメントとしての役割を果たしています。本作最大の魅力は、短い上映時間を無駄なく活用した緊張感の維持と、イドリス・エルバの存在感です。CGIライオンの出来栄えや一部キャラクターの判断力に疑問符がつく場面もありますが、ドルビーシネマでの体験を前提とした音響設計と、長回しのカメラワークによる臨場感は見事というほかありません。批評家と観客の評価が分かれる作品ですが(Rotten Tomatoes 69% vs IMDb 5.9)、B級アクション映画としての割り切った楽しさを求める観客には十分に応える仕上がりとなっています。 -
映画 アメリカFALL/フォール:天空の孤島で描かれる究極のサバイバル
映画「FALL」は、人間が本能的に持つ高所への恐怖を徹底的に刺激する、身体感覚に訴えるサバイバル・スリラーです。CGに頼らない実写撮影によるリアルな恐怖感と、二転三転するストーリー展開、そして極限状態で露わになる人間関係の機微が絶妙に組み合わさった、完成度の高い作品となっています。 -
映画 フランス アメリカパージ:アナーキー 世界観が広がった続編シリーズ
パージの設定をそのままに話の前作でイライラ(無理やり危機を招いたり防御がざる)の要素が減った感じです。 今作は全体的に凄くスケール感が増してたしラストも綺麗な決着の付け方で非常におもしろかったです。 登場人物も、バギーに乗ったイカれ野郎、狂った思想に取り憑かれたサイコ女、パージを楽しむマフィア、パージをゲームとして楽しむ金持ちなどキャラも豊富でそこも面白いです。 とくにサバイバルの緊張感が続きサバイバル映画として観てもとても面白いものでした。 -
映画 アメリカクーデター: ある日突如として日常が崩壊したときのスリルを体感する!
開始30分以後ハラハラの連続で楽しめました。ただ映画の演出をするため子供がなんかバカなことをします。演出定番と思いますがなんかイラッとします。 暴徒とかした民間人が企業ビルや政府関係者を襲うというニュースが流れることがありますが、現地はこんな感じなのかというリアリティがあり色んな意味で怖い映画でした。 -

映画 アメリカメイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 – まさかのゾンビが登場!?
メイズ・ランナーとうっていますが迷宮は出てきません。原題もThe Scorch Trialsなので灼熱の試練?少なくとも迷宮(maze)や砂漠(Desert)も出てこないことにはご注意を ただ1に比べてずっと走っていました。敵から逃げたりのスリルの連続です。こっちのほうがランナーですね。それでいていい疲れすぎないところで終わっているので、いい意味でも悪い意味でも3部作の中間作品と思いました。
映画
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映画ジョン・ウィック:コンセクエンス “聖域の終焉、伝説の昇華。ジョン・ウィックが提示したアクション映画の極北”
伝説の殺し屋ジョン・ウィック、ついに運命の終着点へ。キアヌ・リーブス、真田広之、ドニー・イェンら伝説的スターが集結したシリーズ最高傑作を、プロの映画編集者が徹底解剖。169分間の死の舞踏が描く「自由」と「贖罪」の真意とは?アクション映画の歴史を塗り替えた一作の深淵に迫る。 🎬✨ -
映画ジョン・ウィック:パラベラム “不死身の伝説が再び動き出す”
キアヌ・リーヴスの代表作となった『ジョン・ウィック』シリーズの第3章。前作から直接続く展開で、追われる身となったジョンが逃亡と戦いを繰り広げます。本作最大の魅力は、シリーズ史上最多の圧倒的なアクションシーンの連続です。馬、バイク、ナイフ、銃、そして犬まで──あらゆる手段を駆使した戦闘描写は、観る者の息をつかせません。 一方で、世界観の拡大によるマンネリ感や、物語のテコ入れが必要な時期に差し掛かっている印象も受けました。それでも、ハル・ベリーの予想外の活躍や、『ザ・レイド』のヤヤン・ルヒアンの登場など、新たな要素が作品に新鮮さをもたらしています。アクション映画ファンにとっては必見の一作であり、シリーズの勢いを証明する力作です。 -
映画ジョン・ウィック:チャプター2 “拡張された殺し屋ユニバースで魅せるアクションの極致”
前作で鮮烈なデビューを果たした伝説の殺し屋ジョン・ウィックが帰ってきました。アクション映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は、前作の驚きと興奮を受け継ぎながら、殺し屋たちが独自の規律で統治する裏社会「殺し屋ユニバース」をさらに拡張した意欲作です。 -
映画ジョン・ウィック:伝説の殺し屋が目を覚ます
キアヌ・リーブスが新たなアクションアイコンとなった作品です。単純明快な復讐劇でありながら、洗練されたガンアクション「ガンフー」と独創的な裏社会の世界観が、観る者を圧倒します。犬を殺されたことから始まる物語は一見シンプルですが、その裏に隠された殺し屋たちのルールや人間関係が、作品に深みを与えています。恋愛要素を排し、黒を基調とした男臭い映像美で貫かれた映画『ジョン・ウィック』は、2010年代のアクション映画に新たな風を吹き込んだ傑作です。 -
映画グレイヴ・エンカウンターズ:低予算POVホラーが描く終わりなき悪夢
『パラノーマル・アクティビティ』の流れを汲むPOVホラーの一作として、廃精神病院という舞台設定と、心霊番組のヤラセから始まる皮肉な導入部が印象的な作品です。低予算ながら霊の撮り方は巧みで、閉鎖空間での恐怖の積み重ねは効果的。しかし、素人撮影という設定とプロ仕様のカメラワークとの間に生まれる違和感、そして後半の失速が惜しまれます。精神病院という舞台の持つポテンシャルを最大限に活かしきれなかった印象は残るものの、POVホラーファンには一見の価値がある作品です。 -
映画 カナダグレイヴ・エンカウンターズ2:前作を超える恐怖と驚愕の展開
前作『グレイヴ・エンカウンターズ』から1年。続編となる映画『グレイヴ・エンカウンターズ2』は、"映画を観た観客が実際の現場へ向かう"という構成です。 これはYouTubeの映画レビュアーが主人公という設定は、SNS時代ならではの発想です。霊による攻撃は前作よりも露骨で激しく、派手なホラー演出が増した印象です。前作の主人公ランス・プレストンが実は9年間も精神病院内で生き延びていたという展開には賛否が分かれるでしょう。
アニメ
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劇場版 アニメ超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
配信直前から特報映像のSNS総再生数が1,500万回を超え、劇場公開時には全国規模で全回満席という異例の盛況を見せたNetflixオリジナルアニメ映画『超かぐや姫!』。視聴後にため息をつくほどの満足感を覚えたという声が多数あがる一方で、物語のロジックやターゲット層の明確さゆえに賛否が分かれる作品でもあります。映画.comでのスコアは3.6と若干控えめですが、Netflixでの反響は非常に大きく、独占配信から劇場公開に至った経緯がその人気を雄弁に語っています。 本作を最も強く後押しするのは、ryo (supercell)、kz (livetune)、40mP、HoneyWorksといった2000年代ニコニコ動画黎明期を代表するボカロPたちによる名曲の数々と、監督・山下清悟が全編にわたって注ぎ込んだ惜しみない作画クオリティです。とにかく「全部がすごい」という言葉が何度も聞かれるほど、エンターテイメントとしての完成度に振り切った一作です。 -
劇場版 アニメ機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
『トップガン マーヴェリック』を暗黒面に堕としたような、圧倒的映像美と精神の病みが同居する異色作です。前作『閃光のハサウェイ』から約4年半ぶりの続編となった本作は、テロリストとして生きる主人公ハサウェイの精神崩壊と、謎めいた少女ギギ・アンダルシアの存在が物語を牽引します。会話劇が全体の8割を占めるという大胆な構成ながら、終盤の戦闘シーンでは一級品のコックピット視点演出が炸裂し、観る者の息を呑ませます。ガンダムシリーズとしては異質なほど「大人の肉欲」を描き、人間の弱さと狂気を容赦なく突きつけてくる作品です。 -
劇場版 アニメ機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:30年越しのアニメ化が実現した映像革命
富野由悠季監督が1989年から1990年にかけて発表した小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。30年以上の時を経て、ついにアニメ化が実現した本作は、ガンダムシリーズに新たな映像表現の地平を切り開いた記念すべき作品です。『虐殺器官』の村瀬修功監督が手がけた本作は、超人的なニュータイプの活躍ではなく、地に足のついたリアルな戦闘描写と人間ドラマを軸に、宇宙世紀105年の腐敗した地球連邦政府と、それに反旗を翻すテロリスト「マフティー」の闘いを描きます。 暗闇に浮かび上がる巨大モビルスーツの威圧感、市民目線で描かれる戦闘の恐怖、複雑に絡み合う人間関係──これまでのガンダム作品とは一線を画す映像美と演出が、観る者を圧倒します。3部作の第1部として、物語はまだ序章に過ぎませんが、映像作品としての完成度の高さは、続編への期待を大いに高めるものとなっています。 -
劇場版 アニメロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い:神山健治監督が挑んだ中つ国の新章
実写映画三部作から200年前の中つ国を舞台に、『攻殻機動隊 S.A.C.』や『東のエデン』で知られる神山健治監督が初めて挑んだファンタジー大作です。全編手描きにこだわった13万枚の作画と、実写をモーションキャプチャーで記録してから手描きで起こすという前例のない制作手法により、圧倒的な映像クオリティを実現しています。しかし、45億円の製作費に対して興行収入は約32億円という厳しい結果に終わり、特に日本国内では1億円以下という残念な数字となりました。映像美とストーリーテリングのバランスに課題を残した、野心的ながらも評価の分かれる作品です。 -
劇場版 アニメロボット・ドリームズ:セリフなき友情が紡ぐ、切なくて温かい102分
予想を遥かに超える感動が待っていました。第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート作品『ロボット・ドリームズ』は、一言のセリフもないのに、観る者の心を深く揺さぶる傑作です。1980年代ニューヨークを舞台に、孤独な犬と通販で購入したロボットの友情を描くこの作品は、ディズニーやピクサーとは一線を画す、大人のためのアニメーションとして仕上がっています。 アース・ウィンド・アンド・ファイアーの名曲「セプテンバー」が物語全体を包み込み、言葉以上に雄弁に感情を語ります。可愛らしいビジュアルとは裏腹に、別れ、喪失、そして前に進むことの痛みと美しさを描いた本作は、ディズニー的なハッピーエンドを期待する観客を驚かせることでしょう。しかし、その予想外の結末こそが、この作品を唯一無二の存在にしているのです。 -
劇場版 アニメヒックとドラゴン 聖地への冒険:三部作の集大成、圧倒的映像美で贈る究極の冒険譚
長きにわたって愛されてきた『ヒックとドラゴン』シリーズが、ついに完結の時を迎えました。本作は三部作の最終章として、圧倒的な映像美と心温まるストーリーで観る者を魅了する、まさに「感動の大団円」と呼ぶにふさわしい作品です。アニメーション技術の到達点を示す映像表現、キャラクターたちの成長の集大成、そして予想を超える感動的な結末。三部作すべてを見守ってきたファンにとって、これ以上ない「ご褒美」のような作品となっています。
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シーズンのアニメとドラマの一口レビュー
- 2026/01 ~ 2026/03 2026年冬に鑑賞したアニメ、ドラマのまとめ
- 2025/10 ~ 2025/12 | 2025年秋に鑑賞したアニメ、ドラマのまとめ
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- 2025/04 ~ 2025/06 | 2025春に鑑賞したアニメ、ドラマ
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- 2024/04 ~ 2024/06 | 2024年春アニメ、ドラマ
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