
アニメ, 劇場版
超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
配信直前から特報映像のSNS総再生数が1,500万回を超え、劇場公開時には全国規模で全回満席という異例の盛況を見せたNetflixオリジナルアニメ映画『超かぐや姫!』。視聴後にため息をつくほどの満足感を覚えたという声が多数あがる一方で、物語のロジックやターゲット層の明確さゆえに賛否が分かれる作品でもあります。映画.comでのスコアは3.6と若干控えめですが、Netflixでの反響は非常に大きく、独占配信から劇場公開に至った経緯がその人気を雄弁に語っています。
本作を最も強く後押しするのは、ryo (supercell)、kz (livetune)、40mP、HoneyWorksといった2000年代ニコニコ動画黎明期を代表するボカロPたちによる名曲の数々と、監督・山下清悟が全編にわたって注ぎ込んだ惜しみない作画クオリティです。とにかく「全部がすごい」という言葉が何度も聞かれるほど、エンターテイメントとしての完成度に振り切った一作です。

アニメ, 劇場版
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
『トップガン マーヴェリック』を暗黒面に堕としたような、圧倒的映像美と精神の病みが同居する異色作です。前作『閃光のハサウェイ』から約4年半ぶりの続編となった本作は、テロリストとして生きる主人公ハサウェイの精神崩壊と、謎めいた少女ギギ・アンダルシアの存在が物語を牽引します。会話劇が全体の8割を占めるという大胆な構成ながら、終盤の戦闘シーンでは一級品のコックピット視点演出が炸裂し、観る者の息を呑ませます。ガンダムシリーズとしては異質なほど「大人の肉欲」を描き、人間の弱さと狂気を容赦なく突きつけてくる作品です。
映画
グレイヴ・エンカウンターズ:低予算POVホラーが描く終わりなき悪夢
『パラノーマル・アクティビティ』の流れを汲むPOVホラーの一作として、廃精神病院という舞台設定と、心霊番組のヤラセから始まる皮肉な導入部が印象的な作品です。低予算ながら霊の撮り方は巧みで、閉鎖空間での恐怖の積み重ねは効果的。しかし、素人撮影という設定とプロ仕様のカメラワークとの間に生まれる違和感、そして後半の失速が惜しまれます。精神病院という舞台の持つポテンシャルを最大限に活かしきれなかった印象は残るものの、POVホラーファンには一見の価値がある作品です。

アニメ, 劇場版
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:30年越しのアニメ化が実現した映像革命
富野由悠季監督が1989年から1990年にかけて発表した小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。30年以上の時を経て、ついにアニメ化が実現した本作は、ガンダムシリーズに新たな映像表現の地平を切り開いた記念すべき作品です。『虐殺器官』の村瀬修功監督が手がけた本作は、超人的なニュータイプの活躍ではなく、地に足のついたリアルな戦闘描写と人間ドラマを軸に、宇宙世紀105年の腐敗した地球連邦政府と、それに反旗を翻すテロリスト「マフティー」の闘いを描きます。
暗闇に浮かび上がる巨大モビルスーツの威圧感、市民目線で描かれる戦闘の恐怖、複雑に絡み合う人間関係──これまでのガンダム作品とは一線を画す映像美と演出が、観る者を圧倒します。3部作の第1部として、物語はまだ序章に過ぎませんが、映像作品としての完成度の高さは、続編への期待を大いに高めるものとなっています。

カナダ, 映画
グレイヴ・エンカウンターズ2:前作を超える恐怖と驚愕の展開
前作『グレイヴ・エンカウンターズ』から1年。続編となる映画『グレイヴ・エンカウンターズ2』は、”映画を観た観客が実際の現場へ向かう”という構成です。
これはYouTubeの映画レビュアーが主人公という設定は、SNS時代ならではの発想です。霊による攻撃は前作よりも露骨で激しく、派手なホラー演出が増した印象です。前作の主人公ランス・プレストンが実は9年間も精神病院内で生き延びていたという展開には賛否が分かれるでしょう。

アメリカ, カナダ, 映画
ファイナル・デッドブラッド:死のピタゴラスイッチが帰ってきた!世代を超えた恐怖が観る者を襲う
14年ぶりに復活したホラーフランチャイズの新作『ファイナル・デッドブラッド』は、シリーズファンの期待を見事に裏切らない作品として仕上がっています。前作『ファイナル・デッドブリッジ』で完結したかに見えたこのシリーズですが、『スパイダーマン』三部作を手がけたジョン・ワッツの原案により、まさかの復活を果たしました。今作最大の特徴は「三世代に渡る死への抗い」という革新的なアイデアです。過去作では単発の事故を回避した若者たちが次々と命を落としていく様を描いてきましたが、本作では1968年の惨事から始まる家系全体が死の呪縛に囚われるという、シリーズ史上最も壮大なスケールの物語となっています。グロテスクな死のシーンは健在で、むしろ従来作品よりもさらに過激さを増しています。ワーナー・ブラザースとニューライン・シネマが潤沢な予算を投じたことが画面から伝わってくる映像クオリティと、CGIと実物効果の絶妙なバランスが、観る者を圧倒します。
超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
グレイヴ・エンカウンターズ:低予算POVホラーが描く終わりなき悪夢
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:30年越しのアニメ化が実現した映像革命
グレイヴ・エンカウンターズ2:前作を超える恐怖と驚愕の展開
ファイナル・デッドブラッド:死のピタゴラスイッチが帰ってきた!世代を超えた恐怖が観る者を襲う
ミュージカル
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映画 アメリカウィキッド ふたりの魔女 – ミュージカル映画に新たな地平を切り拓いた傑作
ブロードウェイの名作ミュージカルを、これ以上ない完成度で映画化した奇跡の作品です。『オズの魔法使い』に登場する「悪い魔女」と「良い魔女」の知られざる友情を描いた映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、単なるエンターテインメントの枠を超え、差別や偏見という人類史に刻まれた暗黒を真正面から見据えた社会派作品として、圧倒的な感動を届けます。特にクライマックスの「Defying Gravity(重力に逆らって)」のシークエンスは、ミュージカル映画史に残る究極の到達点と言えるでしょう。 -

映画 アメリカグレイテスト・ショーマン:気分爽快でありかっこいいミュージカルを楽しめました!
映画『グレイテスト・ショーマン』は2018年に日本で大ヒットし、主演のヒュー・ジャックマンは楽曲を伴う世界ツアーを実施しました。印象的なオープニングと巧みな演出、心に響く音楽が特徴で、実話に基づいたストーリーも魅力の一部です。今後の舞台化計画や続編の噂が期待されます。
戦う女性
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劇場版 アニメロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い:神山健治監督が挑んだ中つ国の新章
実写映画三部作から200年前の中つ国を舞台に、『攻殻機動隊 S.A.C.』や『東のエデン』で知られる神山健治監督が初めて挑んだファンタジー大作です。全編手描きにこだわった13万枚の作画と、実写をモーションキャプチャーで記録してから手描きで起こすという前例のない制作手法により、圧倒的な映像クオリティを実現しています。しかし、45億円の製作費に対して興行収入は約32億円という厳しい結果に終わり、特に日本国内では1億円以下という残念な数字となりました。映像美とストーリーテリングのバランスに課題を残した、野心的ながらも評価の分かれる作品です。 -
映画 アメリカウィキッド ふたりの魔女 – ミュージカル映画に新たな地平を切り拓いた傑作
ブロードウェイの名作ミュージカルを、これ以上ない完成度で映画化した奇跡の作品です。『オズの魔法使い』に登場する「悪い魔女」と「良い魔女」の知られざる友情を描いた映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、単なるエンターテインメントの枠を超え、差別や偏見という人類史に刻まれた暗黒を真正面から見据えた社会派作品として、圧倒的な感動を届けます。特にクライマックスの「Defying Gravity(重力に逆らって)」のシークエンスは、ミュージカル映画史に残る究極の到達点と言えるでしょう。 -
映画 アメリカエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス:虚無主義と愛の肯定が激突するマルチバース
非常に混乱する映画でした。虚無主義といえば良いのか、そんな感情と愛情が激突するマルチバースを舞台に、コインランドリーの片隅から宇宙の果てまでを駆け抜ける作品です。 ダニエルズ監督は、この奇妙で下品なユーモアを恐れることなく描きながらも、彼らだからこそ生み出せた『おバカ』で感動的なSF大作となっていました。 -

映画 アメリカキャプテン・マーベル: 女性に勇気を与えるヒーローが新登場します。
映画『キャプテン・マーベル』は、MCU初の女性単独主人公作品であり、キャロル・ダンヴァースのオリジンやアベンジャーズ結成の背景を描いています。公開前からの批判やジェンダー平等への問いかけがあり、MCUにおける女性描写の重要な作品となっていました。 -
映画 アメリカハンガー・ゲーム: 生きるか死ぬかサバイバルゲーム
一部の富裕層が国を統制し、国民の不満を解消させるため貧困層を使い「ハンガー・ゲーム」というサバイバルゲームを行うというもの。ゲームのためにスポンサー集めや観衆へのアピール、営業活動などゲームの外での駆け引きおもしろい。 -
映画 アメリカブラック・ウィドウ: マーベル女スパイの物語
「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の間の物語であり、シビル・ウォー キャプテン・アメリカは観ておく必要がありそうです。なぜナターシャが追われている理由は知っておくと作品の世界観に入りやすいと思います。 この作品はナターシャの家族のお話であり、アクションが見ごたえがありました。
映画
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映画グレイヴ・エンカウンターズ:低予算POVホラーが描く終わりなき悪夢
『パラノーマル・アクティビティ』の流れを汲むPOVホラーの一作として、廃精神病院という舞台設定と、心霊番組のヤラセから始まる皮肉な導入部が印象的な作品です。低予算ながら霊の撮り方は巧みで、閉鎖空間での恐怖の積み重ねは効果的。しかし、素人撮影という設定とプロ仕様のカメラワークとの間に生まれる違和感、そして後半の失速が惜しまれます。精神病院という舞台の持つポテンシャルを最大限に活かしきれなかった印象は残るものの、POVホラーファンには一見の価値がある作品です。 -
映画 カナダグレイヴ・エンカウンターズ2:前作を超える恐怖と驚愕の展開
前作『グレイヴ・エンカウンターズ』から1年。続編となる映画『グレイヴ・エンカウンターズ2』は、"映画を観た観客が実際の現場へ向かう"という構成です。 これはYouTubeの映画レビュアーが主人公という設定は、SNS時代ならではの発想です。霊による攻撃は前作よりも露骨で激しく、派手なホラー演出が増した印象です。前作の主人公ランス・プレストンが実は9年間も精神病院内で生き延びていたという展開には賛否が分かれるでしょう。 -
映画 カナダ アメリカファイナル・デッドブラッド:死のピタゴラスイッチが帰ってきた!世代を超えた恐怖が観る者を襲う
14年ぶりに復活したホラーフランチャイズの新作『ファイナル・デッドブラッド』は、シリーズファンの期待を見事に裏切らない作品として仕上がっています。前作『ファイナル・デッドブリッジ』で完結したかに見えたこのシリーズですが、『スパイダーマン』三部作を手がけたジョン・ワッツの原案により、まさかの復活を果たしました。今作最大の特徴は「三世代に渡る死への抗い」という革新的なアイデアです。過去作では単発の事故を回避した若者たちが次々と命を落としていく様を描いてきましたが、本作では1968年の惨事から始まる家系全体が死の呪縛に囚われるという、シリーズ史上最も壮大なスケールの物語となっています。グロテスクな死のシーンは健在で、むしろ従来作品よりもさらに過激さを増しています。ワーナー・ブラザースとニューライン・シネマが潤沢な予算を投じたことが画面から伝わってくる映像クオリティと、CGIと実物効果の絶妙なバランスが、観る者を圧倒します。 -
映画ファイナル・デッドブリッジ:シリーズの原点回帰と衝撃のループ構造が生む恐怖
ホラー映画の金字塔『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第5作となる『ファイナル・デッドブリッジ』は、マンネリ化しつつあったシリーズに新たな息吹を吹き込んだ意欲作です。前作『ファイナル・デッドサーキット3D』で批判された過剰な「死神の介入」から脱却し、初期作品が持っていた「不慮の事故」という恐怖の原点に回帰。そして何より、シリーズ第1作へと繋がる衝撃のラストは、メビウスの輪のような円環構造を生み出し、ファンを驚愕させました。R18+指定にふさわしい容赦ないグロテスク描写と、巧妙に仕掛けられた伏線の数々。これは単なる続編ではなく、シリーズ全体を再定義する野心的な作品となっています。 -
映画ファイナル・デッドサーキット:3Dの呪縛が招いたシリーズ最大の迷走作
『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第4弾として2009年に公開されたホラー映画『ファイナル・デッドサーキット』は、3D映画ブームに乗って制作された意欲作です。しかし、その3D技術への過度な依存が、皮肉にもシリーズ最大の弱点となってしまいました。キャラクター描写の薄さ、CGIの粗さ、ストーリーの簡素化など、多くの課題を抱えながらも、シリーズならではのバイオレンスな死のエンターテインメントは健在です。ホラー映画ファンなら一度は観ておきたい、シリーズの「黒歴史」的存在と言えるでしょう。 -
映画ファイナル・デッドコースター:死神のピタゴラ装置が再び始動
『ファイナル・デスティネーション』シリーズの第3弾となる本作は、初代監督ジェームズ・ウォンの復帰作として、シリーズの持つ独特の魅力を存分に発揮した快作です。ジェットコースター事故という視覚的インパクトの強い導入部から始まり、死神の「ピタゴラ装置」的な連続殺人が展開される本作は、恐怖と笑いが絶妙に交錯するエンターテインメント性の高い一作となっています。メアリー・エリザベス・ウィンステッドという後に大女優となる才能の輝きと、シリーズならではの緊張感溢れる演出が見どころです。
アニメ
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劇場版 アニメ超かぐや姫!:竹取物語×ボカロ×VTuberを最後まで”エンタメ全振り”を貫いた、山下清悟という新星の初長編
配信直前から特報映像のSNS総再生数が1,500万回を超え、劇場公開時には全国規模で全回満席という異例の盛況を見せたNetflixオリジナルアニメ映画『超かぐや姫!』。視聴後にため息をつくほどの満足感を覚えたという声が多数あがる一方で、物語のロジックやターゲット層の明確さゆえに賛否が分かれる作品でもあります。映画.comでのスコアは3.6と若干控えめですが、Netflixでの反響は非常に大きく、独占配信から劇場公開に至った経緯がその人気を雄弁に語っています。 本作を最も強く後押しするのは、ryo (supercell)、kz (livetune)、40mP、HoneyWorksといった2000年代ニコニコ動画黎明期を代表するボカロPたちによる名曲の数々と、監督・山下清悟が全編にわたって注ぎ込んだ惜しみない作画クオリティです。とにかく「全部がすごい」という言葉が何度も聞かれるほど、エンターテイメントとしての完成度に振り切った一作です。 -
劇場版 アニメ機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女:精神の狂気を抱えた青年が、女神に魅せられて堕ちる
『トップガン マーヴェリック』を暗黒面に堕としたような、圧倒的映像美と精神の病みが同居する異色作です。前作『閃光のハサウェイ』から約4年半ぶりの続編となった本作は、テロリストとして生きる主人公ハサウェイの精神崩壊と、謎めいた少女ギギ・アンダルシアの存在が物語を牽引します。会話劇が全体の8割を占めるという大胆な構成ながら、終盤の戦闘シーンでは一級品のコックピット視点演出が炸裂し、観る者の息を呑ませます。ガンダムシリーズとしては異質なほど「大人の肉欲」を描き、人間の弱さと狂気を容赦なく突きつけてくる作品です。 -
劇場版 アニメ機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:30年越しのアニメ化が実現した映像革命
富野由悠季監督が1989年から1990年にかけて発表した小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。30年以上の時を経て、ついにアニメ化が実現した本作は、ガンダムシリーズに新たな映像表現の地平を切り開いた記念すべき作品です。『虐殺器官』の村瀬修功監督が手がけた本作は、超人的なニュータイプの活躍ではなく、地に足のついたリアルな戦闘描写と人間ドラマを軸に、宇宙世紀105年の腐敗した地球連邦政府と、それに反旗を翻すテロリスト「マフティー」の闘いを描きます。 暗闇に浮かび上がる巨大モビルスーツの威圧感、市民目線で描かれる戦闘の恐怖、複雑に絡み合う人間関係──これまでのガンダム作品とは一線を画す映像美と演出が、観る者を圧倒します。3部作の第1部として、物語はまだ序章に過ぎませんが、映像作品としての完成度の高さは、続編への期待を大いに高めるものとなっています。 -
劇場版 アニメロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い:神山健治監督が挑んだ中つ国の新章
実写映画三部作から200年前の中つ国を舞台に、『攻殻機動隊 S.A.C.』や『東のエデン』で知られる神山健治監督が初めて挑んだファンタジー大作です。全編手描きにこだわった13万枚の作画と、実写をモーションキャプチャーで記録してから手描きで起こすという前例のない制作手法により、圧倒的な映像クオリティを実現しています。しかし、45億円の製作費に対して興行収入は約32億円という厳しい結果に終わり、特に日本国内では1億円以下という残念な数字となりました。映像美とストーリーテリングのバランスに課題を残した、野心的ながらも評価の分かれる作品です。 -
劇場版 アニメロボット・ドリームズ:セリフなき友情が紡ぐ、切なくて温かい102分
予想を遥かに超える感動が待っていました。第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート作品『ロボット・ドリームズ』は、一言のセリフもないのに、観る者の心を深く揺さぶる傑作です。1980年代ニューヨークを舞台に、孤独な犬と通販で購入したロボットの友情を描くこの作品は、ディズニーやピクサーとは一線を画す、大人のためのアニメーションとして仕上がっています。 アース・ウィンド・アンド・ファイアーの名曲「セプテンバー」が物語全体を包み込み、言葉以上に雄弁に感情を語ります。可愛らしいビジュアルとは裏腹に、別れ、喪失、そして前に進むことの痛みと美しさを描いた本作は、ディズニー的なハッピーエンドを期待する観客を驚かせることでしょう。しかし、その予想外の結末こそが、この作品を唯一無二の存在にしているのです。 -
劇場版 アニメヒックとドラゴン 聖地への冒険:三部作の集大成、圧倒的映像美で贈る究極の冒険譚
長きにわたって愛されてきた『ヒックとドラゴン』シリーズが、ついに完結の時を迎えました。本作は三部作の最終章として、圧倒的な映像美と心温まるストーリーで観る者を魅了する、まさに「感動の大団円」と呼ぶにふさわしい作品です。アニメーション技術の到達点を示す映像表現、キャラクターたちの成長の集大成、そして予想を超える感動的な結末。三部作すべてを見守ってきたファンにとって、これ以上ない「ご褒美」のような作品となっています。
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シーズンのアニメとドラマの一口レビュー
- 2025/10 ~ 2025/12 | 2025年秋に鑑賞したアニメ、ドラマのまとめ
- 2025/07 ~ 2025/09 | 2025夏に鑑賞したアニメ、ドラマのまとめ
- 2025/04 ~ 2025/06 | 2025春に鑑賞したアニメ、ドラマ
- 2025/01 ~ 2025/03 | 2025年冬アニメ、ドラマ
- 2024/10 ~ 2024/12 | 2024年秋アニメ、ドラマ
- 2024/07 ~ 2024/09 | 2024年夏アニメ、ドラマ
- 2024/04 ~ 2024/06 | 2024年春アニメ、ドラマ
- 2024/01 ~ 2024/03 | 2024年冬アニメ、ドラマ
- 2023/10 ~ 2023/12 | 2023年秋アニメ








