筆者の2024年秋アニメとドラマを鑑賞した作品の一言まとめ。
こちら配信タイトルになります。(一部配信されていないタイトルもあります。)
アニメ
機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
Netflixオリジナルの3DCGアニメガンダムアニメーション。3DCGのMSイグルー以来になります。内容はUCの1年戦争をジオンの視点からみた作品でした。
なんといってもガンダムが怖いの一言!ひたすら主人公たちを追い回す「白い悪魔」です。そしてミリタリーを重視しており、地上ではジオンのマゼラトップや61式戦車、空戦ではガウやセイバーフィッシュなどモビルスーツ以外の兵器が登場するので戦争アニメとしても完成度が高かったです。おそらく本作の監督は「第08MS小隊」が好きなんだろうと思うところが多々ありました。グフが活躍したら「第08MS小隊」でのキャラクターが登場したりとしています。「第08MS小隊」もミリタリー要素が強かったので近しいものがあるのかもしれません。
ただ残念ところとしては、人物の描写がリアルタイムなゲームを観ているようでした。ところどろこ人物に動きがぎこちなく表情が硬い印象でした。
そして早速バンダイから超合金 ガンダムEXから販売される。
Re:ゼロから始める異世界生活3rd season 「襲撃編」
第2期が2021年に放送され、そこから3年経ってからの第3期原作でいうとろころ第5章の『歴史を刻む星々』(文庫第16巻 – 第20巻)のアニメ化になります。
今回は前後で分けられて、前半は8話でまとまり、1月から後編の反撃編が始まります。ただ1話が90分となっていたので、実質連続2クールになるのかなと思います。
1話のラストでやっぱりReゼロだなという衝撃から始まり、そこからReゼロらしさ満載でした。前半はスバルの「死に戻り」満載であり、けれども後半は第2章とは違いこれまでの仲間たちとの共闘がありなんといってもラスト直前でみせたスバルの演説シーンは、これまでのスバルとは違った力強さを感じるシーンとなっていました。
襲撃編はヴィルヘルムさんやプリシラの活躍などスバル以外のキャラクターの活躍が目白押しなので冬アニメの一押しなりそうです。
ドラマ
地面師たち
Netflixオリジナルの日本のドラマ。積水ハウス地面師詐欺事件をもとにした新庄耕氏の小説「地面師たち』を実写化した作品です。全7話で構成されており見やすい作品となっていました。1日あれば一気見できそうなのですが1話1話がとても濃厚であり、私は1日1話のペースで1週間かけて鑑賞しました。
監督及び脚本は2011年「モテキ」で第35回日本アカデミー賞話題賞・優秀作品部門を受賞や2015年「バクマン。」で第39回日本アカデミー賞の話題賞・優秀監督賞を受賞している大根仁氏です。
地面師のメンバー、不動産ディベロッパー、地面師を追う警察の3つの視点が交互に入れ替わっていきます。やっぱり目を引いたのは地面師たちがそれぞれディベロッパーを騙すまでのながれが見ていて毎回ハラハラしました。これはまさにクライムサスペンスという言葉がピッタリでした。
ただ注意したいのは、年齢制限が16+ということ正直ゲームならR18のZ指定ぐらいのグロとエロがあります。エロに関しては洋画のドラマのように突然シーンでかなり生々しく描写れていたので、けっこうびっくりしました。これは大根仁氏が深夜ドラマを数多く手掛けていたからかもしれません。
そして脚色されているとはいえ、本作は2017年とつい10年ぐらい前に起こった事件をもとにしていることに驚きでした。
ザ・ボーイズ シーズン4
アンチヒーロードラマのザ・ボーイズシリーズもシーズン4になりました。シーズン3で「クイーン・メイブ」と「ブラック・ノワール」が退場して、「スターライト」もセブンから脱退となりました。
そしてアメリカはは世論がホームランダーとスターライトで世論が完全に真っ二つに分断され対立し、それは政治にも影響している。またセブンには新しく加入したファイアークラッカーとセージ(ブラックノワールは影武者)。セージは社会的弱者に寄り添うふりして陰謀論吹き込んで生きる目的を与えるシステムを構築しようとする。これが忠実且つ巧妙で、世界が破滅に向かっていってるのでは?
あとやっぱりザ・ボーイズの展開は読めない。本当に最終回直前の展開は読めなかった。そこでこのキャラをこの人が!という展開であり冒頭とは反対の展開になるのはいつものことがだが本当に読めない。
次シーズンがファイナルに向けてラストで動き、最終的にホームランダーを倒せるのかそしたら誰なのか?エロさもグロさもザ・ボーイズらしくて慣れない。ファイナルシーズンということもありこれまでのヒーローが大団円になるのか。