1996年公開のSF映画『インデペンデンス・デイ』は、公開日と連動したアメリカ独立記念日を舞台設定に、最新CGと模型を組み合わせた迫力ある映像で観客を圧倒。ウィル・スミス演じる登場人物や、個性豊かなキャラクター、ビル・プルマンによる名演説など、アメリカ文化を象徴する要素が散りばめられています。突っ込みどころはあれど、細かな理屈よりもロマンと興奮を優先した、90年代SF映画の金字塔として今もなお愛される傑作です。
映画「インサイド・ヘッド」は、感情をキャラクター化し、子供から大人まで楽しめる傑作です。とりわけ悲しみという感情の重要性を描いたテーマが秀逸でしたね。悲しい時は悲しんでいい、というメッセージは、観る人の心を温かく包んでくれます。感情の仕組みを分かりやすく表現するストーリーテリングも素晴らしく、アニメーション表現の技術革新も感じさせられました。感情や人間関係に生命を与えようというピクサーの挑戦が成功した一作です。
ヒーロー集結はシビルウォー(キャプテン・アメリカのシリーズ)以来だと思います。多くのヒーローが登場しつつそしてそれぞれが活躍の場をもっています。 ただマーベル作品を観ていなく今作が初めての人や、何かしらの作品を観ていない人は、混乱してしまうと思います。特に冒頭でソーが片目で宇宙船で逃げているのは「バトルロイヤル」を観ていないと???になります。
「エンドゲーム」につながるラスト一つ手前の作品として期待がもてる作品でした。
いつもと変わらないジャックが仲間たちと冒険活劇を繰り広げます。 何部作という作りではなかったので綺麗に作りこまれていると思いました。そしておそらく今作が一番笑えるシーンが多い気がしました。そのうえでもしっかり見ようと考えず楽しい時間を過ごす。そんなことができた作品だと思いました。
続編だと前作の期待値を超える作品はなかなかありませんが、アントマン&ワスプはそんなことがない作品に仕上がっていました。 世界の平和を守るヒーロー達も確かにいいのですが、アントマンはスパイダーマンと同じく身近に感じれてとてもよいですね。 今作の敵も大悪党ではなく、やむを得ない理由があったりや、武器商人が小悪党感があるところもいいです。 緊迫するシーンはほとんどないので、ほっとしたりクスッとしたりとしながら楽しめました。
Netflixで全世界配信中の実写映画「シティーハンター」は、北条司先生の原作への深い理解と現代的な解釈が光る傑作です。鈴木亮平さん演じる冴羽獠の「スケベで軽薄な一面」と「プロのスイーパーとしての圧倒的な強さ」というギャップが見事に表現され、森田望智さん演じる槇村香も新たな魅力を放ちます。原作の「始まりの物語」を丁寧に描きつつ、現代新宿を舞台にしたことで、ファンも新規層も楽しめるアクションエンターテイメントが誕生しました。日本映画の実写化の新たな金字塔となる一作です。
映画『ハンガー・ゲーム0』は、2023年に公開された『ハンガー・ゲーム』シリーズの前日譚であり、そのタイトルが示す通り、後にパネムの独裁者となるコリオレーナス・スノーの若き日を描いた作品です。スノー大統領がどのようにしてあの冷酷な独裁者へと変貌を遂げたのか、その背景に隠されたドラマが明らかになるという点で、シリーズファンにとっては待望の一作と言えるでしょう。
いろいろツッコミどころはありますが、お天気のファンタジーと青春映画がうまく組み合わさり、それを素晴らしいアニメーション作品に仕上がった作品になっていました。
アメコミらしい斬新なスパイダーマンでした。画(カートゥーンアニメ)がディズニーとは一線を画し、昔懐かしいアメコミアニメをうまく3DCGの画にまとまっていると思います。 ただ今作がこういった画が初めてという人にはとっつきににくいかもしれません。
物語はアニメをそのまんま踏襲というストーリーでした。たぶんフルCGだと思いますが実写にしか見えない映像美はすごいです。 ただリアルなだけに同種のキャラクターの区別がつきにくかったです。ムファサとスカー、幼いシンバと幼いナラは何となくわかります。サラビとナラは並んで会話しているとわからない。
亡くなられた今 敏監督の作品。パプリカ、千年女優がとてもおもしろかったので鑑賞。いや~負けづ劣らずの作品です。
音が聞こえる漫画を映像化し、「音楽を映像で表現する」をアニメーションでジャズのパワーと演奏シーンを熱い映像を視聴者に届けてくれました。