原爆の父と言われたオッペンハイマーの人生の物語。そしてオッペンハイマーを一人としての科学者の物語であり、また仲間の科学者と原子力の可能性を発見して知識を深めていく物語でもありました。 ただそれが人を殺める凶器を作り出してしまうことがある。 知識への探求が生み出してしまった凶器と知らずに派閥争いに巻き込まれた人間ドラマとなっていました。
よくあるサメパニック映画でありながら、きちんと視聴者を怖がらせる箇所を捉えている映画です。サメが襲いかかる場面はもちろんのこと深海での空気ボンベがなくなるタイムリミットでの時間制限があるのは、サメ映画とタイムリミット・スリラーをあわせた映画となっています。 ただ副題にあるマヤ文明要素はそんなに感じませんでした。
母親であるダイアンの異常性はPVやキービジュアルからわかることである。ただそれが鑑賞するにつれ徐々に明らかになってゆく展開は、スリルがありました。 この展開は娘であるクロエが、始まりの精神的監禁状態から物理的監禁状態へと移行する過程で状況に合わせたスリルがあり、観始めたときのゾクゾクと終わりにいたるまでの違ったゾクゾク感が味わえました。
時間が通貨の代わりになっている設定が面白い。 1分1秒を必死に生きるスラムの人々と時間の無駄に使う富裕層。資本主義社会への抵抗が分かりやすく描かれていると思う。
若い人でも見やすいように、よく配慮がされていると思います。派手なCGを使いエンタメ重視の時代劇ものとしてみればおもしろです。時代劇がテレビからなくなるこの時代こういった作品は残っていって欲しいです。
よくも悪くもディズニー映画。 正直、序盤までが一番のクライマックスだったのでは、ないかと思います。 好奇心旺盛な少年が、可憐な少女と出会い、夢が現実にあるような世界に迷い込みその世界に導いた少女と冒険や恋を体験する。
ヒーロー映画のようなスタイリッシュなアクションではなく、コメディ作品としてとても楽しめました。
007のおふざけ感がいい感じでした。 イギリスの階級社会がいまいちわかりませんが、 基本は、その低階級の若者がとある縁からキングスマンの試験を受けることになり、そこからの成長を描くものです。
最初の清楚で可憐な主人公が、演技のために苦しみながら真逆のキャラクターになっていく様子がスゴイの一言です。
現実と虚構の狭間を場面場面ごとに見事に演出されいて、ラストの「白鳥の湖」に向けての引き込まれていきます。