新旧のスパイダーマンが集結! – スパイダーマンノーウェイホーム

7か月 ago

4.5

私は、トビー・マグワイアのスパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマン、そしてトム・ホライゾンのスパイダーマン。 すべてをリアルタイムに観ていました。それぞれのスパイダーマンでは悲しい物語があり、それがいつからでもやり直せる。これを今作を観ながら感じて「ありがとう」という思いを旨に心が温かくなりました。

原題
Spider-Man: No Way Home
公式サイト
https://bd-dvd.sonypictures.jp/spidermannowayhome/
監督
登場人物
ピーター・パーカー / スパイダーマン

Actor: トム・ホランド

放射能を浴びたクモに噛まれ、クモの特殊能力を得た高校生にして、“アベンジャーズ”の一員でもあったニューヨークのヒーロー。

ミシェル・ジョーンズ(MJ)

Actor: ゼンデイヤ

ピーターのクラスメイトでありガールフレンド。

ドクター・ストレンジ

Actor: ベネディクト・カンバーバッチ

元神経外科医で、“マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ”に属する魔術師。

ピーター・パーカー / スパイダーマン (Earth-96283)

Actor: トビー・マグワイア

ノーマン、オクタビアス、フリントらと戦った後に転移させられた“アース96283”のピーター/スパイダーマン。

ピーター・パーカー / スパイダーマン(Earth-120703)

Actor: アンドリュー・ガーフィールド

コナーズやマックスと戦い、恋人であったグウェン・ステイシーを失った後に転移させられた、“アース120703”のピーター/スパイダーマン。

メイ・パーカー

Actor: マリサ・トメイ

ピーターのおば。

配給会社
制作会社

ここがおすすめ!

  • 歴代スパイダーマンのマルチバース
  • 最狂ヴィランであるグリーンゴブリンの存在感
  • MCUのスパイダーマンから、これからのスパイダーマン

あらすじ

親愛なる隣人として、NYを守り続けてきたスパイダーマン。しかしミステリオによって世界中のその正体を明かされてしまったピーター・パーカー。もう、親愛なる隣人ではいられない。マルチバースの扉が開かれ、過去の「スパイダーマン」シリーズのヴィランが襲いかかる。

公式サイト

MCUスパイダーマンは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、それからアベンジャーズシリーズやMCUスパイダーマンシリーズとして「スパイダーマン:ホームカミング」から始まり今作は3作目であり、実質MCUのスパイダーマンだと最終作なのではないかとウワサされています。これは長きにわたりスパイディ問題であり、SONYとディズニーの問題としてなかなか解決できそうにはありません。


敵味方とわないオールスターの登場キャラクター

そんな本作にはトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドといった過去のスパイダーマン役者や彼らが登場したヴィランまでもが登場し、まさに敵味方合わせたオールスターが登場します。最初の予告でトビー・マグワイアシリーズのDr.オクトパスが登場したときから熱い展開が待っていると感じていましたが、ここまでとは思ってもいませんでした。

予告のドクター・オクトパスから始まり、 グリーン・ゴブリン、 エレクトロ、サンドマンまで登場します。ただこれらのヴィランは、元は善良な人間でありながら様々な要因がもとで、ヴィランとなりそれぞれのスパイダーマン世界で過ちを犯してしまいました。

そんなヴィランたちをこの世界のスパイダーマンであるピーター(トム・ホランド)は、原因を断ち切り以前の善人に戻し、元の世界へ帰還させる決断をします。これは本当に優しい展開でした。悪人は必ず倒すという考えではなく、悪人でもやり直せることを示しています。ドクター・オクトパスはほとんど事故でしたからね。

けれどもこの過程で最愛のメイおばさんがなくなってしまいます。ここでスパイダーマンシリーズの名言である「大いなる力には大いなる責任が伴う」を伝えます。本当に熱いです。このセリフはトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドだとベンおじさんであり、昔のスパイダーマンを観ているものとして思わず目頭が熱くなりました。

そんな絶望しているMCU版ピーター・パーカーの前にライミ版・アメイジング版のピーター・パーカーでありスパイダーマンたちがかけつけ救出にくるのです!。

本当のヴィラン グリーン・ゴブリン

ここからはトビー・マグワイアのスパイダーマンを1作目のスパイダーマン。アンドリューガーフィールドの2作目のスパイダーマンとしています。

本作で特別な存在感を放っているのが、スパイダーマン最強最悪の宿敵ともいえるグリーンゴブリンです。グリーンゴブリンは1作目のスパイダーマンだと友人の父であり友人でもありました。2作目のスパイダーマンではヒロインであるグウェン・ステイシーを惨殺してしまいます。本作ではなんとメイ・パーカーが死ぬ原因となってしまいました。

この憎々しいヴィランを演じるのは1作目(2002年)と同じくウィレム・デフォー。20年以上たっているはずなのですが、あまり見た目に変化はみられません。

MCUスパイダーマンの終わりとこれからのスパイダーマン

本作は本当に目頭熱くなるシーンが多数あります。ドクター・オクトパスとスパイダーマンとの和解、2代目スパイダーマンが過去グウェンを救えなかったMJを救い涙し、こちらも涙!。そして本作のスパイダーマンが1作目と同じ過ちを犯そうとしたとき1作目のスパイダーマンが止めに入るシーンも自分と同じ過ちを犯していけないのと、まだ未来ある青年を諭すのは、大人が示すことを感じて、まだまだ大人になっていなかったときに1作目のスパイダーマンを観て、時が経ち大人になった自分が観ると考えさせられるものがあります。

そんなこの世界のピーター・パーカーは最終的に親友ネッドや最愛の女性MJとの思い出を消し去ることで、この世界の歪みとヴィランを救います。その孤独な背中には、ヒーローの文字が強く大きくのしかかっているようにみえました。きっと今日も見えないところでピーター・パーカーは困っている人を助けているのだと個人的には解釈しております。

本作は史上最高のスパイダーマン映画であり、人生はやり直せることを感じるヒューマンドラマであり、古今東西洋画邦画問わずあらゆるシリーズ映画の最終作としては最高の映画だったのではないかと思います。

エンドクレジットではファンサービスがありこれからを暗示させてくれました!本当にファンには大満足な作品でした!

各サイトのレビューサイトのスコア

本ページの情報は 時点のものです。
各サイトの最新スコアは各々のサイトにてご確認ください。

このページではNetflix Jpで配信中のスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームから執筆しました。

Netflix Jpで配信されている「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のあらすじ、感想、評価を紹介しました。気になる方は、ぜひ下記URLのNetflix Jpからチェックしてみてください!

Netflix Jp スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

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