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映画 アメリカバビロン(2022):デイミアン・チャゼル監督が描く極彩色のハリウッド地獄絵図
『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で獲得したデイミアン・チャゼル監督の新作は、観客を二度見させる問題作となりました。サイレント映画から発声映画への移行期を、あまりにも下品で悪趣味に描いた「低俗ブラックコメディ版『雨に唄えば』」とでも呼ぶべき作品です。しかし、この「下品」「汚い」という表現が、本作にとっては褒め言葉になってしまうほどの確信犯的な悪意とパワフルさを持っています。 -
映画 日本国宝: 歌舞伎に命を捧げた男の物語
映画『国宝』は100年に1本の壮大な芸道映画」というキャッチコピーに違わす、ただの娯楽作品ではなく、芸道の深い世界を描いた渾身の一作でした。日本の伝統文化を感じさせる壮大なストーリーや、豪華キャストの演技、そして美しい映像美が融合したこの作品は、まさに映画史に残る傑作といえる映画となっていました。




