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劇場版 アニメ犬王:報われぬ者たちの魂の叫び!時代を超越したロックオペラの衝撃
湯浅政明監督が贈る最新作は、14世紀室町時代を舞台にした前代未聞のロックオペラ・アニメーションです。歴史から消された者たちの魂の叫びを、現代のロック音楽と融合させた革新的な表現で描き出した本作は、アニメーション史に新たな金字塔を打ち立てる傑作となっています。 -
映画 アメリカTAR/ター:これは芸術か実験か?
映画「TAR/ター」は16年ぶりにメガホンを取ったトッド・フィールド監督による野心作でした。ベルリンフィル初の女性主席指揮者の転落を描いたサイコスリラーは、2020年代のキャンセルカルチャーを鋭く切り取った時代の問題作です。ケイト・ブランシェットの圧巻の演技と芸術的な映像美は見事ですが、2時間半を超える長尺と複雑な構成で観客を選ぶ作品となっています。娯楽性よりも芸術性を重視した、まさに「映画評論家が絶賛し、一般観客が戸惑う」典型的な作品と言えるでしょう。 -
映画 アメリカエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス:虚無主義と愛の肯定が激突するマルチバース
非常に混乱する映画でした。虚無主義といえば良いのか、そんな感情と愛情が激突するマルチバースを舞台に、コインランドリーの片隅から宇宙の果てまでを駆け抜ける作品です。 ダニエルズ監督は、この奇妙で下品なユーモアを恐れることなく描きながらも、彼らだからこそ生み出せた『おバカ』で感動的なSF大作となっていました。 -
映画 アメリカブラック・スワン – 現実と虚構が互いに交錯していました。
最初の清楚で可憐な主人公が、演技のために苦しみながら真逆のキャラクターになっていく様子がスゴイの一言です。 現実と虚構の狭間を場面場面ごとに見事に演出されいて、ラストの「白鳥の湖」に向けての引き込まれていきます。





