-
映画 アメリカX エックス:老いと欲望が交錯する、新時代のスラッシャーホラー
A24が初めて手がけるシリーズ作品として注目を集めた本作は、70年代ホラー映画への深い愛情と現代的な視点が見事に融合した意欲作です。『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせるざらついた映像美と、老いと性欲という普遍的なテーマを掛け合わせた本作は、単なるスラッシャー映画を超えた深みを持つホラー体験を提供してくれます。 -
映画 アメリカビースト Beast (2022):野生が牙を剥く時、父の愛が試される
映画『ビースト』は、アフリカのサバンナを舞台にした骨太のサバイバル・スリラーです。イドリス・エルバ演じる医師の父親が、二人の娘と共に巨大な人食いライオンと死闘を繰り広げる93分間は、予測可能な展開ながらも確実にエンターテインメントとしての役割を果たしています。本作最大の魅力は、短い上映時間を無駄なく活用した緊張感の維持と、イドリス・エルバの存在感です。CGIライオンの出来栄えや一部キャラクターの判断力に疑問符がつく場面もありますが、ドルビーシネマでの体験を前提とした音響設計と、長回しのカメラワークによる臨場感は見事というほかありません。批評家と観客の評価が分かれる作品ですが(Rotten Tomatoes 69% vs IMDb 5.9)、B級アクション映画としての割り切った楽しさを求める観客には十分に応える仕上がりとなっています。 -
映画 アメリカFALL/フォール:天空の孤島で描かれる究極のサバイバル
映画「FALL」は、人間が本能的に持つ高所への恐怖を徹底的に刺激する、身体感覚に訴えるサバイバル・スリラーです。CGに頼らない実写撮影によるリアルな恐怖感と、二転三転するストーリー展開、そして極限状態で露わになる人間関係の機微が絶妙に組み合わさった、完成度の高い作品となっています。 -
映画 オーストラリア アメリカアイ・フランケンシュタイン:天使も悪魔も関係ないダークヒーロー
「アンダーワールド」と同じ制作会社が製作せいているだけあって、雰囲気(背景)が似ていますね。ただ全体的にアンダーワールドと似ていますがホラー要素はないです。 作品全体はダークなんですが活劇です。ただ話が早すぎる感じが気がしました。話が切り替えが短いので話を考える前に次に展開にいってしまい、なかなか内容が入ってこない印象でした。 フランケンシュタインの設定が原作通りで妙な改変がされていなかったのが、意外でした。作品のクオリティ高くCGもレベル高い。ガーゴイルが中二っぽさ全開でとても楽しめました。 -
映画 アメリカ10 クローバーフィールド・レーン: パッケージに騙されないで!
パッケージに騙されてはいけません。パッケージにあるようなエイリアンはほとんど出てきません。 監禁というか閉鎖された空間の中でのサスペンスドラマと考えたほうがよいと思います。 -

映画 アメリカアイアン・スカイ: くだらない、いや最高のB級映画です!
B級ブラック・コメディ映画なので始終ツッコミどころ満載です。 ただ意外と戦闘アクションはなかなかの迫力です。宇宙空間での敵味方入り乱れての戦闘シーンは凄いです。 ときどき政治が乱れに乱れている感じは、ブラック・コメディだから許されるものだと思います。最後は悲しいラスト。なんか笑えない。。。 万人うけする作品ではありませんが、とりあえず好きなネタや、監督がやりたかったことをジャンジャンぶち込んだといった感じで、監督の大好きが伝わってくる作品です。






