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劇場版 アニメロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い:神山健治監督が挑んだ中つ国の新章
実写映画三部作から200年前の中つ国を舞台に、『攻殻機動隊 S.A.C.』や『東のエデン』で知られる神山健治監督が初めて挑んだファンタジー大作です。全編手描きにこだわった13万枚の作画と、実写をモーションキャプチャーで記録してから手描きで起こすという前例のない制作手法により、圧倒的な映像クオリティを実現しています。しかし、45億円の製作費に対して興行収入は約32億円という厳しい結果に終わり、特に日本国内では1億円以下という残念な数字となりました。映像美とストーリーテリングのバランスに課題を残した、野心的ながらも評価の分かれる作品です。 -
映画 アメリカダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り:予備知識不要で楽しめる本格ファンタジー・コメディ
テーブルトークRPGの金字塔を実写化したのが映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」です。本作は、原作を知らない観客にも門戸を開いた、近年稀に見る完成度の高いファンタジー・コメディでした。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を彷彿とさせる絶妙なキャラクターバランスと、安易に流れないセンスの良いギャグで、予想を上回る面白さを提供してくれました。 -
映画 アメリカラスト・ナイツ:東洋と西洋が織りなす崇高なる騎士道譚
キャッチコピー通り紀里谷監督の「忠臣蔵」でした。普通に面白かったです。 ストーリーはまさしく正義を貫きとおした主君の仇を討つ騎士の物語です。 紀里谷監督の前作の派手なCASSHERN、GOEMONに比べ、とても真面目に丁寧に物語が作られています。主人公の騎士の過去がけっこう重たそうなのですが、その過去シーンがなかったのが残念でした。 紀里谷監督らしい、かっこいい装飾品、背景とわかりやすいストーリーで、綺麗にまとまっている映画でした。 派手な描写がほとんどないので話題になりにくいとは思いますが、飽きさせず楽しめる映画でした。




