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3映画 日本
柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち): 江戸から明治という激動の時代を一般人視点で疑似体験。
TVからどんどん時代劇がなくなっていく中で、時代劇のよさをあらためて人情味の良さがよく分かる作品です。 幕末の慶応から明治に時代が日々変化し激動するなかで、まだ残っている武士たる精神に触れていきます。 中井貴一と阿部寛ら役者さんらの演技もさることながら、風景も素晴らしく、雪がつもりながらも必死に咲く深紅の椿に、生きることの美しさがよく感じました。 観ていると気持ちが洗われて行く感じがします。 -
3.5映画 日本
るろうに剣心(2012)- 見応えある剣戟アクションでした!
CGに頼らず体を張った殺陣には、緊迫感やスリル感が生ます。カメラワークもうまい感じに仕上がっています。 「るろうに剣心」はアクションもさることながら、主人公の剣心がどのような人間で、どういった過去を持ち、どんなキャラなのかを模索する映画ではないでしょうか。 -
3.5映画 日本
のぼうの城 – わかりやすい時代劇エンタメでした。
若い人でも見やすいように、よく配慮がされていると思います。派手なCGを使いエンタメ重視の時代劇ものとしてみればおもしろです。時代劇がテレビからなくなるこの時代こういった作品は残っていって欲しいです。 -
3.8映画 日本
蜩ノ記: 奥ゆかしい描写に満ちていました。
今作の主役である岡田准一は、凛々しいっ! 作品全体として日本の四季を代表するかのような映像は美しく、衣服や役者たちの佇まいも控え目に、奥ゆかしい描写に満ちています。 -
3映画 日本
清須会議 : 三谷幸喜原作です。
いい意味でのドタバタ劇。 本能寺の変以後に行われた清州会議。時代劇であるが、柴田派羽柴派に分かれての派閥争い、両陣営の人の引き抜き工作ありで政治争いの要素が強い作品です。