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劇場版 アニメヒックとドラゴン 聖地への冒険:三部作の集大成、圧倒的映像美で贈る究極の冒険譚
長きにわたって愛されてきた『ヒックとドラゴン』シリーズが、ついに完結の時を迎えました。本作は三部作の最終章として、圧倒的な映像美と心温まるストーリーで観る者を魅了する、まさに「感動の大団円」と呼ぶにふさわしい作品です。アニメーション技術の到達点を示す映像表現、キャラクターたちの成長の集大成、そして予想を超える感動的な結末。三部作すべてを見守ってきたファンにとって、これ以上ない「ご褒美」のような作品となっています。 -
劇場版 アニメヒックとドラゴン2:成長の痛みと別れの涙
人気シリーズとなり続編が制作され、この続編が前作を超えることは滅多にありません。しかし本作は、その稀有な例外でした。前作から5年後の世界を舞台に、少年ヒックとドラゴンのトゥースの絆をさらに深めながら、成長の痛み、家族の再会、そして避けられない別れという普遍的なテーマを描いた感動作となっています。前作が「少年と竜の友情物語」だったとすれば、本作は「大人になることの意味を問う成長譚」です。 -
映画 アメリカX エックス:老いと欲望が交錯する、新時代のスラッシャーホラー
A24が初めて手がけるシリーズ作品として注目を集めた本作は、70年代ホラー映画への深い愛情と現代的な視点が見事に融合した意欲作です。『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせるざらついた映像美と、老いと性欲という普遍的なテーマを掛け合わせた本作は、単なるスラッシャー映画を超えた深みを持つホラー体験を提供してくれます。 -
映画 アメリカナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密:古典ミステリーの殻を破る痛快な知的遊戯
一見すると古典的な館ものミステリーの装いを纏いながら、その実、ジャンルそのものを解体し再構築する知的であり実験的なミステリー映画でした。『最後のジェダイ』で賛否両論を巻き起こしたライアン・ジョンソン監督が、今度はミステリー映画というジャンルに挑戦状を叩きつけました。豪華キャストによる演技合戦、メタ的な視点から繰り出されるユーモア、そして観客の予想を次々と裏切る脚本の妙技。アガサ・クリスティーへのリスペクトを示しながらも、決してそこに留まらない野心的な作品となっています。 -
映画 イギリス アメリカMEN 同じ顔の男たち:愛という名の呪縛が生む究極の恐怖体験
アレックス・ガーランド監督の『MEN 同じ顔の男たち』は、従来のホラー映画の枠を大胆に超越した、極めて野心的な作品です。『エクス・マキナ』『アナイアレーション』で知られる鬼才が、今回挑んだのは英国の田園を舞台にしたフォークホラー。しかし、その実態は単なる恐怖映画ではなく、現代社会における男性性の暴力と女性の trauma(トラウマ)を真正面から描いた、深遠な社会派作品となっています。物語は、夫の死を目撃したハーパー(ジェシー・バックリー)が、心の傷を癒すため英国の田舎町を訪れるところから始まります。しかし、その村で出会う男たちは、なぜか全員同じ顔をしているのです。管理人、警官、神父、少年——すべてロリー・キニアが演じるこの異様な設定が、やがて観客を前代未聞の恐怖体験へと導いていきます。 -
映画 インドブラフマーストラ:神話と現代が交錯する壮大なスペクタクル
インド映画史上初の全米初登場2位という快挙を達成した『ブラフマーストラ』は、古代インド神話を現代に蘇らせた壮大なスーパーヒーローファンタジーです。アヤーン・ムカルジー監督が11年の歳月をかけて練り上げたこの三部作の第一章は、ハリウッドレベルのVFXと豪華キャストによって、これまでにないスケールのインド映画体験を提供します。167分という長尺にも関わらず、主人公シヴァの成長と愛の力を軸とした物語は観客を最後まで魅了し続けます。ただし、一部のセリフの弱さや古典的なラブストーリー展開には改善の余地があり、完璧とは言えません。しかし、インド映画界の技術的進歩と創造性を世界に示した記念すべき作品として、映画史に刻まれることは間違いありません。 -
映画 中国 アメリカMEG ザ・モンスター:ジェイソン・ステイサム VS 史上最強のサメ
映画「MEG ザ・モンスター」は、絶滅したはずの古代巨大サメ・メガロドンの復活を描いたサメ映画の新境地な作品です。ジェイソン・ステイサムの豪快な脳筋アクションと、スケール感あふれる海洋パニックが見事に融合し、娯楽映画としての完成度は極めて高いものとなっています。ストレスフルな人間関係を排除したシンプルな構成と、李冰冰(リー・ビンビン)をはじめとする国際色豊かなキャストが、サメ映画にふさわしい爽快感を提供しています。 -
映画 アメリカFALL/フォール:天空の孤島で描かれる究極のサバイバル
映画「FALL」は、人間が本能的に持つ高所への恐怖を徹底的に刺激する、身体感覚に訴えるサバイバル・スリラーです。CGに頼らない実写撮影によるリアルな恐怖感と、二転三転するストーリー展開、そして極限状態で露わになる人間関係の機微が絶妙に組み合わさった、完成度の高い作品となっています。 -
映画 アメリカバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 :DCユニバースの野心作。
バットマンとスーパーマンが戦うまでが長すぎ。アメリカンヒーローのバトル映画なのにずっとシリアス展開が続きました。個人的には無理しすぎた感があります。というか超人相手に生身のバットマンが弱く見えすぎて嫌になりました。バットマンとスーパーマンの戦闘はバットマンがなんか小物の悪に見えてしまいました。あとラスボスにバットマンが役立たず。。。 正直アメコミを読まず映画でアメコミヒーローを知る自分としては終始ポカーンとした状態が続いてしまいました。 -
劇場版 アニメ劇場版 PSYCHO-PASS PROVIENCE:法と正義の狭間で揺れる常守朱の最後の選択
2012年から続く人気SFアニメシリーズの集大成として、本作は見事にファンの期待に応えた傑作です。第3期で謎に包まれていた常守朱の収監理由、そして「僕らの事件」の真相が、重厚な物語として描かれています。一見さんには厳しい作りですが、シリーズを追ってきた観客には深い感動を与える仕上がりとなっています。





