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トランスフォーマー ビースト覚醒:マキシマルたちが告げる新しい時代
1994年のニューヨークを舞台に、オートボットと動物型トランスフォーマー「マキシマル」が手を組み、惑星を喰らう邪悪な存在ユニクロンに立ち向かう本作。日本のファンにとって思い入れ深い「ビーストウォーズ」のキャラクターがついにハリウッドデビューを果たしました。監督のスティーヴン・ケイプル・Jr.は前作「バンブルビー」から7年後の世界を描き、シリーズの新たな方向性を示しています。懐かしさと新しさが混在する一作ですが、期待値の6割程度の満足度に留まったのも事実です。 -
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MEG ザ・モンスター:ジェイソン・ステイサム VS 史上最強のサメ
映画「MEG ザ・モンスター」は、絶滅したはずの古代巨大サメ・メガロドンの復活を描いたサメ映画の新境地な作品です。ジェイソン・ステイサムの豪快な脳筋アクションと、スケール感あふれる海洋パニックが見事に融合し、娯楽映画としての完成度は極めて高いものとなっています。ストレスフルな人間関係を排除したシンプルな構成と、李冰冰(リー・ビンビン)をはじめとする国際色豊かなキャストが、サメ映画にふさわしい爽快感を提供しています。 -
映画 アメリカ
FALL/フォール:天空の孤島で描かれる究極のサバイバル
映画「FALL」は、人間が本能的に持つ高所への恐怖を徹底的に刺激する、身体感覚に訴えるサバイバル・スリラーです。CGに頼らない実写撮影によるリアルな恐怖感と、二転三転するストーリー展開、そして極限状態で露わになる人間関係の機微が絶妙に組み合わさった、完成度の高い作品となっています。 -
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グランツーリスモ:コントローラーからハンドルというサクセスストーリー
映画『グランツーリスモ』は、実話をベースにしたゲーマーのサクセスストーリーとして、2023年最高レベルの熱量を持つ作品です。ニール・ブロムカンプ監督が手がける本作は、単なるレース映画の枠を超え、ゲーム世代の価値観と夢を真正面から描いた革命的な映画体験となっています。 プレイステーションの看板タイトル「グランツーリスモ」の世界最高峰プレイヤーが、実際のプロレーサーを目指すGTアカデミーというプログラムを通じて夢を掴む物語は、予想をはるかに上回る感動と興奮を提供します。特筆すべきは、ゲームシーンと現実のレースシーンを巧妙に織り交ぜた演出の素晴らしかったです。 -
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ミッションインポッシブル デッドレコニングPART1:AIという新たな敵との知的格闘戦
シリーズ7作目にして、トム・クルーズの代名詞とも言えるスパイアクション映画が再び公開されました。前作から5年の時を経て帰ってきた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、シリーズ最高峰のアクションクオリティと、AI(エンティティ)という形のない敵との知的格闘戦を融合させた傑作です。約3時間の上映時間があっという間に感じられるほど、クライマックスにふさわしい完成度を誇っています。特に崖からバイクで飛び降りる圧巻のスタントシーンは、映画史に刻まれる名場面として記憶されることでしょう。 -
劇場版 アニメ
スパイダーマンアクロス・ザ・スパイダース:水彩画とダ・ヴィンチが衝突する過激アート
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、前作を遥かに超える実験的で過激な映像表現と、普遍的な親子の物語を見事に融合させた傑作だ。製作費1億ドルとは思えない尖った映像美は、水彩画とレオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンが激突する衝撃的なビジュアルを生み出し、観客の脳を開かせる。一方で物語は、ロード・ミラー作品らしい「父と子」のミニマムなテーマを軸に、より親側に重心を置いた成長譚として完成度を高めている。冒頭で提示される「あなたの物語を作りなさい」というテーマへのアンサーは驚愕に値し、過去のスパイダーマン作品すら破壊して新しい物語を再構築する革命的な作品となっている。 -
映画 アメリカ
ラスト・ナイツ:東洋と西洋が織りなす崇高なる騎士道譚
キャッチコピー通り紀里谷監督の「忠臣蔵」でした。普通に面白かったです。 ストーリーはまさしく正義を貫きとおした主君の仇を討つ騎士の物語です。 紀里谷監督の前作の派手なCASSHERN、GOEMONに比べ、とても真面目に丁寧に物語が作られています。主人公の騎士の過去がけっこう重たそうなのですが、その過去シーンがなかったのが残念でした。 紀里谷監督らしい、かっこいい装飾品、背景とわかりやすいストーリーで、綺麗にまとまっている映画でした。 派手な描写がほとんどないので話題になりにくいとは思いますが、飽きさせず楽しめる映画でした。 -
映画 アメリカ
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 :DCユニバースの野心作。
バットマンとスーパーマンが戦うまでが長すぎ。アメリカンヒーローのバトル映画なのにずっとシリアス展開が続きました。個人的には無理しすぎた感があります。というか超人相手に生身のバットマンが弱く見えすぎて嫌になりました。バットマンとスーパーマンの戦闘はバットマンがなんか小物の悪に見えてしまいました。あとラスボスにバットマンが役立たず。。。 正直アメコミを読まず映画でアメコミヒーローを知る自分としては終始ポカーンとした状態が続いてしまいました。 -
劇場版 アニメ
劇場版 PSYCHO-PASS PROVIENCE:法と正義の狭間で揺れる常守朱の最後の選択
2012年から続く人気SFアニメシリーズの集大成として、本作は見事にファンの期待に応えた傑作です。第3期で謎に包まれていた常守朱の収監理由、そして「僕らの事件」の真相が、重厚な物語として描かれています。一見さんには厳しい作りですが、シリーズを追ってきた観客には深い感動を与える仕上がりとなっています。 -
劇場版 アニメ
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー:イルミネーション×任天堂が贈る奇跡のファンムービー
世界興行収入1000億円突破という歴史的快挙を成し遂げた本作は、単なるゲーム映画化の枠を超えた、愛に満ちた傑作ファンムービーです。イルミネーション・エンターテイメントと任天堂の共同制作により実現したこの奇跡は、シンプルな物語構造の中に膨大なゲーム愛を詰め込み、90分間という短い上映時間で子供から大人まで釘付けにする魔法のような体験を提供します。 批評的な完成度よりもキャラクターの魅力とノスタルジアを重視した演出は賛否両論を呼びましたが、映画館という空間で体験するマリオの世界は、まさに「お年玉のような青春時代へのラブレター」と呼ぶにふさわしい感動を与えてくれます。
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映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
2026年4月全国ロードショー pic.twitter.com/ITD15LETsL— 『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』公式 (@mariomoviejp) September 12, 2025
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